ジャニーズ事務所が東日本大震災復興支援として企画したチャリティー野球大会が29日、東京ドームで行われ、KAT―TUNの亀梨和也(25)がMVPを獲得した。
最年長となるV6・坂本昌行(39)から、SMAP・中居正広(38)、KinKi Kids・堂本光一(32)、タッキー&翼らが紅白に分かれて熱戦を展開。試合は、亀梨が先発マウンドと4番打者を務めた白組が10―9でサヨナラ勝ち。投げては100球を超える完投、打ってはサヨナラ打と大活躍。ひじの痛みを抑えるため鎮痛剤6錠を飲みながらの熱投となったが「最終回は本気出しました。みんなでプレーすれば大きな力になるんだと感じました」と気持ちよさそうに汗をぬぐった。
KAT―TUNは、今年5月から夏にかけて全国5大ドームツアーを予定していたが、各ドームが震災の影響で使用が困難になったことから、来年以降に延期。また7月に川崎のコンビナートで予定していた野外ライブも会場が近隣住民の避難場所に指定されていることなどから中止が決定した。年内はファンミーティングなどを計画しており、亀梨は「どんな形でもイベントができれば」と抱負を語った。
会場には満員のファン約4万5000人が集合。収益のすべてを同事務所の基金「Marching J」に充てる。
[2011/5/30-06:03 スポーツ報知]
震災でKAT―TUNドーム公演延期、川崎野外ライブ中止
ジャニーズ事務所のタレントによるチャリティー野球大会が29日、東京ドームで行われた。
震災復興を支援する「Marching J」活動の一環。野球とショーの2部構成で、ジャニーズJrを含め約200人が登場。試合は9―9の7回裏に「KAT―TUN」亀梨和也(25)がサヨナラ打を放ち、投手としても7回完投の大活躍。最優秀選手賞も受賞し「大きな力を(被災地に)届けたいと思います」と力を込めた。
また震災の影響によりKAT―TUNの5大ドーム公演(5~10月予定)を来年以降に延期し、7月に川崎市のコンビナートで予定していた野外ライブを中止したことを発表した。
亀梨GAT-TUN!!サヨナラ打 ジャニーズ チャリティー野球大会
2011年5月30日 紙面から
ジャニーズ事務所による被災地支援プロジェクト「マーチングJ」の一環として「ジャニーズ チャリティー野球大会」が29日、東京ドームで行われ、所属タレント約200人が参加。「J-White」チームのエースで4番、KAT-TUN亀梨和也(25)が完投勝利&サヨナラ打の活躍で最優秀選手賞を獲得した。
9対9で迎えた最終回の7回裏。1死二、三塁の好機で亀梨は相手投手中山優馬(17)の外角球に食らいついた。打球はマウンド脇に転がったが、これが中山の悪送球を誘い、三塁走者のNEWS手越祐也(23)がサヨナラのホームを踏んだ。
7回100球以上を投げ抜いた亀梨は「アドレナリンが出た。実はヒジが痛くて、痛み止めを6錠飲んでます」と明かした。
始球式はSMAP中居正広(38)が務め、香取慎吾(34)が打席に立った。SMAPで唯一試合にも出場した中居は「木村はドラマ、香取もドラマ。稲垣はワインパーティー。草なぎは歯医者…」と暴露して4万5000人の観衆を爆笑させた。チャリティーのため賞金はなく、収益の一部は義援金として寄付される。
◆川崎野外ライブ&5大ドームツアー中止
5人組アイドルグループKAT-TUNが、今年7月に予定していた川崎市のコンビナート地帯での野外ライブを中止することが、所属するジャニーズ事務所から29日に発表された。東日本大震災を受けて、予定地の東扇島東公園が災害時の避難場所になっていることに配慮し、派手な演出は自粛するべきだと判断した。
また、5-10月に予定していた5大ドームツアーの中止も発表された。プロ野球の開幕が延期となりプレーオフの日程もずれ込み、各会場のスケジュールが合わなくなったため。来年以降に仕切り直しするという。
両企画の中止を受けて、KAT-TUNは秋をメドにファンミーティングの開催を検討する。