人気グループ「Kis―My―Ft2」の玉森裕太(23)が、7月スタートのTBS系連続ドラマ「ぴんとこな」(木曜・後9時)で主演し、歌舞伎俳優役に挑戦する。
嶋木あこ氏の同名人気漫画が原作で、玉森演じる梨園の御曹司・河村恭之助が歌舞伎に、恋にまい進する姿を描く。TBSによると、歌舞伎界を舞台にした連続ドラマは日本のテレビドラマ史上初。玉森は「400年続く、歴史ある歌舞伎という舞台をドラマで演じられることはすごく光栄」と背筋を正した。
劇中では、「NYC」の中山優馬(19)が演じる一般家庭出身ながらも努力で人気歌舞伎役者を目指す澤山一弥とのライバル関係が描かれる。実際に歌舞伎を演じるシーンもあるが、2人は日本舞踊の花柳寿楽、典幸から所作指導、歌舞伎俳優の中村京蔵、坂東橘太郎から演技指導を受けている。
厳しい稽古に「一朝一夕にはできないということを身をもって実感しています」と玉森。中山も「女形の稽古で、歩き方や正座の仕方も意識して女らしくしているので、ドラマ撮影後に自分に戻れるか心配です」と話した。共演は「9nine」の川島海荷(19)、ジャニーズJr.の松村北斗(17)、ジェシー(16)ら。
キスマイ玉森裕太 TBSで初の歌舞伎界ドラマ
Kis―My―Ft2の玉森裕太(23)が海老蔵になる!歌舞伎界を描くTBS連続ドラマ「ぴんとこな」(7月スタート、木曜後9・00)で、梨園の御曹司役で主演する。TBSによると、歌舞伎の世界を題材にしたドラマは初めて。中山優馬(19)、川島海荷(19)らが共演する。
玉森演じる主人公はルックスが良く、女性にモテモテ。お坊ちゃん独特の華があり人気も抜群という設定で、実際の歌舞伎界のプリンス、市川海老蔵(35)をほうふつさせる。一方、中山演じるライバル俳優は、歌舞伎と無縁の家出身ながら女形を得意とし、鍛錬と才能でのし上がったという役どころ。対照的な2人が演技だけでなく、川島演じるヒロインをめぐって火花を散らす姿が描かれる。
劇中で歌舞伎にも挑戦する玉森と中山は3月末から、動きや発声法、所作などを稽古。今月初めに撮影に入った。玉森は「もっと歌舞伎を研究してより良い作品にしていきたい」と抱負。中山は「女形の稽古をしていて、歩き方や正座の仕方も意識して女らしくしているので、ドラマ撮影後に自分に戻れるか心配」とジョークを交えてコメントしている。
嶋木あこさんの同名の人気少女コミックが原作で、タイトルは「男らしく芯のある二枚目」という歌舞伎用語。共演は他に山本耕史(36)、岸谷五朗(48)ら。歌舞伎の興行主の松竹が制作協力しており、本物の歌舞伎俳優も出演する。
[ 2013年5月17日 06:00 ]
キスマイ・玉森裕太、歌舞伎に挑戦
2013年5月17日
人気グループ、Kis‐My‐Ft2の玉森裕太(23)が、歌舞伎界を舞台にしたTBS系の連続ドラマ「ぴんとこな」(7月スタート 木曜、後9・00)に主演することが16日、分かった。
玉森は歌舞伎界のプリンスで、イケメンの御曹司役。女形を演じるNYCの中山優馬(19)、歌舞伎好きの女子高生を演じる9nineの川島海荷(19)と三角関係を繰り広げる。
400年続く伝統芸能である歌舞伎界を舞台にした史上初の連続ドラマに、玉森が挑む。
「ぴんとこな」とは歌舞伎用語で「男らしく、芯(しん)のある二枚目」を意味するもので、原作は累計100万部を超える嶋木あこ氏の同名少女コミック。イケメン御曹司の河村恭之助(玉森)と、歌舞伎とは無縁の家に生まれながら人気歌舞伎俳優になろうと努力する恭之助のライバル・澤山一弥(中山)が、歌舞伎の技を競うだけでなくヒロインの千葉あやめ(川島)をめぐって恋の火花も散らす。
玉森は4月から歌舞伎俳優らに所作やセリフを学び、今月から撮影に入った。舞踊「春興鏡獅子」の獅子の精の姿を初公開した玉森は「歌舞伎という舞台をドラマで演じられることはすごく光栄」としつつも「歌舞伎の衣装は想像以上の重さ」と、普段使わない筋肉が悲鳴を上げるため苦笑いだ。演目「菅原伝授手習鑑 加茂堤」の苅屋姫姿を初公開した中山は「歩き方や正座の仕方も意識して女らしくしているので、ドラマ撮影後に自分に戻れるか心配です」と語った。
今年の1~3月にはテレビ朝日系のドラマ「信長のシェフ」で連ドラ単独初主演を飾り、深夜ながら平均視聴率10・8%というヒットを飛ばした玉森。今回のドラマには大物歌舞伎俳優の出演も調整中といい、人気アイドルと歌舞伎界の“化学反応”に期待が集まる。
史上初!歌舞伎界TVドラマ キスマイ玉森「ぴんとこな」
2013年5月17日 紙面から
歌舞伎界が舞台の人気少女マンガ「ぴんとこな」が、7月スタートのTBS系連続ドラマとして同タイトルで実写化され、ジャニーズ事務所のアイドルグループKis-My-Ft2(キスマイフットツー)の玉森裕太(23)が主演することが決まった。400年続く日本の伝統芸能、歌舞伎が題材の連ドラは史上初となる。木曜午後9時放送。
嶋木あこ氏の原作は、小学館の月刊「Cheese!」で連載中。「ぴんとこな」は歌舞伎用語で「男らしさと憎めない色気を併せ持つ二枚目」という意味だ。歌舞伎界の舞台裏とラブストーリーとの融合が受け、コミックスは9巻で累計100万部を超えている。
玉森は名門「木嶋屋」のイケメン御曹司・河村恭之助を演じる。ライバル役は同じジャニーズのアイドルグループ「NYC」の中山優馬(19)で、ヒロインはガールズユニット9nineの川島海荷(19)。松竹が制作協力し、本物の歌舞伎役者もゲスト出演する。
御曹司としての重圧から歌舞伎に嫌気が差している高校生の恭之助は、ヤケになって友人やファンの女子と遊び歩く日々。父親の世左衛門(岸谷五朗=48)に叱られ、ライバルの澤山一弥(中山)にもけなされる始末だったが、純粋に歌舞伎を愛する同じ高校のあやめ(川島)と出会い、考えが変わっていく。
玉森と中山は3月末に稽古を始めた。所作は日本舞踊家の花柳寿楽、歌舞伎のセリフと発声は中村京蔵、坂東橘太郎といった歌舞伎俳優が指導役に就いた。舞台やコンサートの経験は豊富な2人も、歌舞伎特有の動きには「普段使わない筋肉を使うから大変」と苦戦。ポスター撮影で「春興鏡獅子」の「獅子の精」の衣装をまとった玉森は、約10キロという想像以上の重さに「立ってるだけでつらい」とこぼした。
稽古の前には、東京・赤坂ACTシアターで「中村勘九郎襲名記念『赤坂大歌舞伎』」、同・新橋演舞場で「三月花形歌舞伎」を観劇。玉森は「何ともいえない迫力や存在感があった。もっと研究してよりよい作品にしたい」と刺激を受けた。
他に高嶋政宏(47)、榎木孝明(57)やジャニーズJr.のジェシー(16)と松村北斗(17)も出演。TBSは「花より男子」や、玉森が主演した「美男ですね」に続くイケメンシリーズの決定版として期待を寄せている。