KAT‐TUNの亀梨和也(26)が座長を務めるミュージカル「DREAM BOYS」(9月3日初日、東京・帝国劇場)の新キャストが29日、都内で発表された。亀梨座長の意向も加味され、Hey! Say! JUMPの八乙女光(21)、Kis‐My‐Ft2の玉森裕太(22)、千賀健永(21)、宮田俊哉(23)が抜てきされた。グループの垣根を越えた“若手選抜オールスター”が、「DREAM‐」の新たな歴史をつくる。 亀梨率いる新生DREAM BOYS軍団が今秋、ステージ狭しと躍動する。
04年の初演から昨年まで通算350回すべてに出演している亀梨は今年、名を連ねるジャニーズ事務所所属タレントの中で、初めて最年長になった。自覚あふれる座長は、キャストの人選をジャニー喜多川社長(80)に相談。希望が反映された“一座”が実現した。
昨年、帝劇開場100周年記念公演を完走した亀梨は、若手との“勝負”へ向けて「後輩と同じ土俵で同じものをつくることをしてきてなかった。オールスターファン投票で集まったメンバーと思ってやりたい」と“化学反応”を心待ちにした。
座長から期待の言葉をかけられた八乙女はシリーズ初出演となり、「ずっと見てきた舞台にやっと立てる」と目を輝かせた。04年から08年まで、メンバーのバックなどで出演していたキスマイの3人もメーンとしてあこがれのステージに立つ。
今後、一部の演出などを5人で話し合いながら決めていくという亀梨座長は、お笑い担当の宮田を「最後まで残っているかどうか。ポスター出演になってるかも」とイジリ倒し、爆笑を誘った。もちろん、アクロバットな亀梨のフライングもあり、恒例のボクシングでは亀梨と玉森が対決する。また、八乙女がベース、千賀がダンス、宮田がお笑いを担当する“コミックバンド”なども登場するという。
未知の力は座長を奮い立たせるはず。若手の意気込みに刺激を受けた亀梨が、「DREAM BOYS」の舞台をさらに進化させる。
(2012年6月30日)